ネバーランドコンプリートエンジンSE-PRO124ccのインプレをお伝えします。

キタコがウルトラSEヘッドをあきらめて、遭えてビッグバルブ化をしてまでもこのヘッドを造ったのか・・・


キタコ技術の心意気を感じとれるか?

取り付けは2バルブヘッド同様非常に組みやすいボアアップキットです。

メーカー曰く色々弄ることなく素組みで組み込みしてくださいとのことなので、何も弄らず組み込みます。

クランクはキタコお得意のH断面構造のクランクで、これは非常に丈夫なクランクです。

T社やD社のクランクも見習ってもらいたいものです。


ピストンには表面処理を施してあり、WPC特有の色、滑らかさが滲み出ています。

最大の特徴の2本リングは製作が非常に難しかったらしく、なかなか発売にこぎつけなかったくらいでしたから。 あえて3本リング主体のなか?2本リングに拘ったのはなぜか?このあたりも検証してみたいですね。


そしてヘッドにもデコンプ機構を採用。

キックの重さを逃がすことを優先したようです。 さてさてキットはそのくらいにして、いよいよ走行です。


始めのキックは重たいくらいでしたが、圧縮を抜いて再度トライします。 今度はこれ本当に124cc?と思うくらいの軽さです。
このキットに合わせてキャブもPWK28キャブにします。

フラットバルブ特有のアクセルの尽きを重視します。

特にこのバルブにはDLC加工してあり、張り付き防止の意味でスムースなアクセルワークを期待します。


一般的にレーシングエンジンにはファンネルが定番ですが、キャブに異物を吸い込む率からいってストリートでは特にパワーフィルターの装着を推奨します。

またフィルターといっても各メーカーから発売されていますが、ほとんどのメーカーのパワーフィルターは失格です。


特に紙の部分。この材質が非常に重要です。


失格のメーカーのフィルターはこの部分が悪くて吸い込み率が非常に劣ります。


お勧めはやはりK&NもしくはDNAと言うメーカーです。

どちらのメーカーもフィルター専業メーカーならではの特徴があります。



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エンジンが良くても吸気効率が悪いだけでパワーには影響大ですから。


さて余談はここまで。 走行しましょう。

ギヤを1stに入れます。まだ新しいミッション(キタコ5速クロスタイプ3)lなので馴染むまで若干硬いですが、クラッチ、ギヤともども馴染んだらとても気持ちの良いシフトフィーリングをお約束します。

2速から5速まで入れて走ります。 と言うよりも各ギヤの特性を計るよりもSE-PROエンジンの吹き上がりが速い為、非常にせわしくクラッチワークを強いられます。

それでも124cc特有の図太いトルクがグイグイと押してくれるのですから、前に進む感覚が非常に早いのが特徴です。

慣らし運転のため8000回転に抑えていましたが、それでも9000から10000回転に行こうとする力が勝ってしまうのでアクセルワークに気をつけながら巡航します。

1速でも力強いのに5速でも非常に力強く前に進もうとするので乗っているのが非常に楽しいです。

アクセルワークも非常に軽いし、長距離走行でも手首の疲れ方は皆無です。

またクラッチ部分もハイドロリッククラッチになっているので、これまた手首に負担が少なくてツーリングには最適な仕様なんです。